「卵」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「卵」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「卵」の正しい読み方は「らん」「たまご」
「卵」の正しい読み方は「らん」「たまご」です。
「卵」には「卵黄」【らんおう】「全卵」【ぜんらん】など「らん」という読み方があるほか「卵焼」【たまごやき】「生卵」【なまたまご】など「たまご」と読みます。
「らん」と「たまご」の2つが「卵」の正しい読み方です。
「卵」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「卵」のよくある間違った読み方として挙がるのが「う」です。
「卵」とよく似た漢字に「卯年」【うどし】「卯月」【うづき】などで使われる「卯」【う】という漢字があります。
「卵」との違いは中の点のみで見間違えやすく、点を見落とすと「う」と誤読しがちです。
「卵」について説明
「卵」とは、「動物の卵細胞が体外へ産み出されたもの」を指す言葉です。
母体内で育った子供を出産する胎生生殖とは異なり卵生生殖では生殖細胞を体外で育てます。
母体から体外に産み出された生殖細胞が「卵」です。
受精が完了しやがて孵化する子が誕生するものを有精卵といい、受精しておらず孵化しないものを無精卵といいます。
内部を保護するため殻や膜で包まれており、十分に成長すると内側から殻や膜を破って子が産まれます。
一度に産む数は生物の種類によって異なり大きさも肉眼で見るのが困難なほど小さいものからダチョウのように一抱えもある大きなものまでさまざまです。
「卵」の言葉の由来
漢字は精子と卵子が引き合う様子に由来するとされています。
「たまご」は「子が産まれる玉」に由来します。
まとめ
「卵」には2つの読み方があります。
基本的な意味は同じなので2つの読み方を覚えておきましょう。