「厳禁」の読み方と意味とは?「げんきん」と「がんきん」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「厳禁」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「厳禁」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「厳禁」の正しい読み方は「げんきん」と「がんきん」どちら

厳禁の漢字表記を目にした人の中には何となく、がんきんと読んでしまう人もいるものです。

確かに後ろの禁の漢字は、禁止という言葉を見れば理解出来る様に、きんという読みはありますが、前の厳の漢字には、がんという読み自体がありません。

恐らく見た目が似ていて、がんという読みがある巌の漢字と勘違いして、この様に読んでしまうのだと推測されます。

そのため当然の事ながら、厳禁の漢字は、がんきんとは読まず、げんきんと読むのが正しい読み方となっているのです。

正しい読み方の結論

厳禁は、げんきんと読むのが正解な言葉となっています。

というのも厳の漢字は、厳格といった言葉を見れば分かる様に、げんという読みを持っているし、禁の漢字は普通に、きんという読みが存在するのです。

以上の事から、厳の漢字の、げん読みと、禁の漢字の、きん読みとを組み合わせる事により、厳禁は、げんきんと読む事が出来ます。

「厳禁」の意味

厳禁は、きびしいやおごそかといった意味のある厳の漢字に、ある行為を差し止めるやきんじられる事といった意味を所有している禁の漢字を付け足す事で成立した言葉です。

だからこそ厳禁は、厳重に禁止するといった意味を表します。

「厳禁」の言葉の使い方や使われ方

・『この動物を輸入する事は、法律によって厳禁されています』
・『あの国では宗教上の理由から、賭博は厳禁だそうです』
・『残念ながらこちらの本は、持ち出し厳禁となっています』

まとめ

厳禁の漢字を見て思わず、がんきんと読んでしまう人もいるものです。

ですが厳禁を、がんきんと読むのは完全に間違いで、げんきんと読むべき言葉となっています。

そんな厳禁は、厳しく禁止する、といった意味を示す際に、用いられる言葉です。

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