この記事では、「双六」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「双六」の正しい読み方は「すごろく」と「そうろく」どちら
「双六」には2つの読み方があります。
1つ目は「すぐろく」で、熟字訓という読み方です。
熟字訓とは、2文字以上の漢字(熟字)に、本来の意味をあてはめて普段使わない読み方をする文法です。
2つ目は「すごろく」で、こちらも熟字訓になります。
「双」の音読みは「そう」のみ、訓読みは「ふた・ふた(つ)・たぐい・もろ・なら(ぶ)」、「六」の音読みは「ろく」「りく」、訓読みは「む・む(つ)・ むっ(つ)・むい」です。
「そうろく」は音読みになりますが、実際にその様な読み方はしません。
正しい読み方の結論
「双六」は「すぐろく」「すごろく」の2つの読み方があり、意味も同じです。
「そうろく」という読み方はありません。
「双六」の意味
「双六」とは、「紙面に数多くの区切りと絵柄を描き、数人が順番にサイコロを振って、出た目の数だけ区切りを進み、最も早く最後の区切りに達した者が勝ちになる遊びのことです。
日本に古くからある新年の遊びで、元々「すぐろく」と呼ばれていたのが「すごろく」に変化しました。
「すぐろく・すごろく」という読み方は「双六(そうろく)」が語源と言われていますが、確かではありません。
「双六」という漢字は、「2つのサイコロを振ること」という意味で、「サイコロの最大値である6をぞろ目で出すことがカギの遊び」という意味で使われる様になりました。
「双六」の言葉の使い方や使われ方
「双六」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『お正月に双六で遊ぶ』
・『友達と回り双六をする』
・『地域の双六大会で買ってお菓子を貰う』
まとめ
今回は「双六」の読み方について紹介しました。
「双六」は「すぐろく」「すごろく」が正しい読み方で、「そうろく」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。