「受難」の読み方と意味とは?「じゅなん」と「うけなん」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「受難」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「受難」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「受難」の正しい読み方は「じゅなん」と「うけなん」どちら

「受難」「じゅなん」と読み、音読みになります。

音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。

「受」の音読みは「じゅ・ず」、訓読みは「う(ける)・う(かる)」「難」の音読みは「なん・だん」、訓読みは「かた(い)・ むずか(しい)・にく(い)」です。

「受難」と表記する場合、「うけなん」とは読みません。

ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。

正しい読み方の結論

「受難」の正しい読み方は「じゅなん」です。

「うけなん」とは読みません。

「受難」の意味

「受難」の意味は「キリスト教用語で、キリストが十字架にかけられたことの苦難」転じて「あらゆる苦難や災難をこうむること」です。

「受難」はラテン語ので「苦しむ」という意味の言葉です。

元々キリスト教用語で「キリストが、逮捕されて処刑されるまでの苦しみは天主から与えられたものとして身に受けること」として使われていました。

次第に「日常的に様々な苦しみをこうむること」として使われる様になったのです。

「受難」の言葉の使い方や使われ方

「受難」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『キリストの受難は我々人間の罪を全て引き受けてくださる為だった』
・『雨が少ないと思ったら台風が続き、農家にとって受難となった』
・『彼は会社が倒産してすぐ離婚、事故で入院と受難続きだ』

まとめ

今回は「受難」の読み方について紹介しました。

「受難」の正しい読み方は「じゅなん」で、「うけなん」とは読みません。

正しく読める様に覚えておきましょう。

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