「叡」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「叡」の読み方とは? 読み方

この記事では、「叡」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「叡」の正しい読み方は「えい」と「かしこ(い)」

「叡」は音読みで「えい」、訓読みで「かしこ(い)」と読むのが正しい漢字です。

「叡」「かしこい」「明らか」という意味を持つほか、天子や天皇に関連する尊敬語として使用されることもあります。

「叡」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「叡」の間違いやすい読み方は「しゅん」「さら(う)」かもしれません。

「叡」に形が似ている「濬」の字が上記のように読むため両者を取り違えて読んでしまう場合があるかもしれませんが、「叡」の正しい読み方は「えい」または「かしこ(い)」になるので注意しましょう。

「叡」を使った熟語

次に、「叡」が使用された熟語を紹介します。

「叡智」

「叡智」「えいち」と読む熟語で、「物事の道理に深く通じる才能と知恵」「優れた知性」といった意味があります。

「宇宙の叡智」「叡智を結集する」のように使われます。

「叡聞」

「えいぶん」と読む「叡聞」は、「天子や天皇が何かをお聞きになること」という意味を持つ熟語です。

「叡聞に達す」のように用いますが、日常生活で気軽に使用する機会は少ないといえます。

「比叡山」

「比叡山」「ひえいざん」と読む言葉で、「京都府京都市と滋賀県大津市にまたがる山地の総称」を意味します。

「叡山」「都富士」などとも呼ばれ、最澄が開山した延暦寺が位置していることでも有名です。

まとめ

「叡」の正しい読み方は「えい」「かしこ(い)」です。

形が類似する「濬」と混同しないよう注意が必要といえます。

「叡」が使われた熟語も併せてチェックしておきましょう。

ぜひ参考にして漢字の読み方を習得してください。

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