この記事では、「口遊む」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「口遊む」の正しい読み方は「くちあそむ」と「くちずさむ」どちら
「口遊む」は「くちずさむ」と読み、訓読みになります。
訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
「口」の音読みは「こう・く」、訓読みは「くち」、「遊」の音読みは「ゆう・ゆ」、訓読みは「あそ(ぶ)・すさ(び)・すさ(ぶ)」です。
「遊む」を「ずさむ」と読むのは連濁(れんだく)です。
連濁とは、2つ以上の語が組み合わさる時に、読み易くする為に後に付く語を清音から濁音に変化させる文法です。
正しい読み方の結論
「口遊む」の正しい読み方は「くちずさむ」です。
「くちあそむ」とは読みません。
「口遊む」の意味
「口遊む」の意味は、「詩や歌などを思いつくままに口にしたり歌ったりする」「噂話する」です。
「口」は「言葉に出すこと」という意味、「遊む」は古語で「気の向くままに~する」「慰みに~する」という意味、「口遊む」で「気の向くままに言葉に出すこと」になります。
「すさむ」は「荒む」とも書き、こちらの場合は「勢いが甚だしくなる」「激しく~する」という意味になります。
「口遊む」の言葉の使い方や使われ方
「口遊む」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『オジサンがお酒に酔って70年代の歌謡曲を口遊む』
・『アニメの推しキャラの決めゼリフを口遊む』
・『シェイクスピアの戯曲で有名なセリフを口遊む』
まとめ
今回は「口遊む」の読み方について紹介しました。
「口遊む」の正しい読み方は「くちずさむ」で、「くちあそぶ」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。