名物のひとつとして知られる「古印最中」の読み方をご存じでしょうか。
この記事では、「古印最中」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「古印最中」の正しい読み方は「こいんもなか」
「古印最中」は「こいんもなか」と読むのが正しい言葉です。
「古」の字を「こ」と読み、「印」を「いん」と読み、「最」を「も」と読み、「中」を「なか」と読みます。
「古(こ)」と「印(いん)」は音読み、「最(も)」と「中(なか)」は訓読みになります。
「古印最中」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「古印最中」の間違いやすい読み方は「ふるしるしもなか」といえます。
訓読みにおいては「古」は「ふる(い)」、「印」は「シルシ」と読むことから上記のように読んでしまう可能性がありますが、「古印最中」は「古印」が音読み、「最中」が訓読みになる言葉です。
また、「最中」は「さいちゅう」とも読みますが、「古印最中」は「こいんさいちゅう」などとは読まないので注意しましょう。
「古印最中」について説明
「古印最中」は栃木県足利市の銘菓のひとつで、明治元年(1868年)創業の「香雲堂本店」が販売している最中を示します。
「古印」はその名の通り「古い印」を意味し、「古印最中」は足利に所縁のある名所や旧跡の印をかたどった最中として有名です。
日本最古の学校といわれる「足利学校」のほか、足利義兼が建立した「鑁阿寺」に伝わる古印、明治時代に活躍した「田崎草雲」の落款などを可能な限り再現しており、全部で七つの種類があります。
また、足利市出身の詩人・相田みつを氏が包装紙デザインや宣伝の文章を手がけたことでも知られています。
まとめ
「古印最中」の正しい読み方は「こいんもなか」になります。
「古印」は音読み、「最中」は訓読みで読むのを覚えておくことがポイントです。
「古印最中」が銘菓であることや、その特徴についても理解しておきましょう。
ぜひ漢字の読み方の習得に役立ててください。