この記事では、「可決」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「可決」の正しい読み方は「かげつ」と「がけつ」どちら
「可決」は「かけつ」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「可」の音読みは「か・こく」、訓読みは「よ(い)・べ(し)」、「決」の音読みは「けつ」、訓読みは「き(める)・き(まる)」です。
「可決」と表記する場合「がけつ」とは読みません。
ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
正しい読み方の結論
「可決」の正しい読み方は「かげつ」です。
「がけつ」とは読みません。
「可決」の意味
「可決」の意味は「会議や集まりで、提出された議案について承認と定めること」です。
ある問題や提案について話し合い、最終的に是非を決めることを表します。
「可」は「よい」「よろしいと認める」という意味、「決」は「きっぱりとどちらかにきめる」「最終的に定める」という意味、「可決」で、「最終的によろしいと認めて定めること」になります。
対義語は「否決(ひけつ)」で、「提出された議案について承認しないと定めること」になります。
似た様な言葉に「議決(ぎけつ)」がありますが、こちらは「可決・否決を含めて議会で定められること」になります。
「可決」の言葉の使い方や使われ方
「可決」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『新しい法案が賛成多数により可決される』
・『今年度の予算案が可決される』
・『衆議院で内閣不信任の決議案を可決される』
まとめ
今回は「可決」の読み方について紹介しました。
「可決」の正しい読み方は「かげつ」で、「がけつ」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。
