「右季肋部」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「右季肋部」の読み方とは? 読み方

この記事では「右季肋部」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「右季肋部」の正しい読み方は「みぎきろくぶ」

「右季肋部」の正しい読み方は「みぎきろくぶ」です。

これは「右(みぎ)」「季肋部(きろくぶ)」を組み合わせた用語となっています。

「右季肋部」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「右季肋部」「右」を訓読みの「みぎ」と読みますが、「右」を音読みの「ウ」にして「うきろくぶ」と読んでしまいがちです。

また「季肋部」「肋」を音読みで「ロク」と読むので「きろくぶ」となりますが、「肋」は訓読みで「あばら」と読めるので「みぎきあばらぶ」「うきあばらぶ」と読んでしまわないよう注意が必要です。

「右季肋部」について説明

「右季肋部」は右の肋骨(ろっこつ)のすぐ下にあたる部分のことです。

肋骨、いわゆる「あばら骨」のうち、一番下端にある骨とそのすぐ下の境目の辺りを「季肋部(きろくぶ)」といいます。

漢字の「肋」はあばら骨のこと、「季」は下、末部という意味を持っており、これらを合わせた用語「季肋部」はあばら骨の下端を表しています。

肋骨は、体の中心を通る脊髄(せきずい)の左右対称に位置し、かごのような形で臓器を守る役割を果たしています。

その下端にあたる季肋部の右側を「右季肋部」、左側を「左季肋部」というのです。

「右季肋部」の辺りには肝臓や胆のうがあり、右季肋部痛がある場合は、これらの臓器に原因のあることも疑われます。

まとめ

「右季肋部」の正しい読み方は「みぎきろくぶ」です。

しかし、人体部位の名称は初見では正しく読めないことが多いので、「うきろくぶ」「みぎきあばらぶ」と読んでしまう可能性があります。

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