「雨虎」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「雨虎」の読み方とは? 読み方

「雨虎」と書いて何と読めばいいのでしょうか。

この記事では、「雨虎」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「雨虎」の正しい読み方は「あめふらし」

「雨虎」の正しい読み方は「あめふらし」です。

「雨虎」は複数の漢字の組み合わせに特定の読みを当てた熟字訓と呼ばれる読み方です。

「雨」「あめ」と読みますが「虎」「ふらし」という読みはありません。

「あめ」「ふらし」ではなく「雨虎」の二字で「あめふらし」です。

「雨虎」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「雨虎」のよくある間違った読み方として挙がるのが「あめとら」「うこ」です。

「雨」「雨模様」【あめもよう】「大雨」【おおあめ】など「あめ」と読むほか「雨量」【うりょう】「雷雨」【らいう】など「う」という読み方もあります。

「虎」「虎狩」【虎狩】大虎」【おおとら】など「とら」「虎穴」【こけつ】「白虎」【びゃっこ】など「こ」とも読みます。

それぞれの読み方を組み合わせると「あめとら」「うこ」になりますが「雨虎」は熟字訓なのでどちらも間違いです。

「雨虎」について説明

「雨虎」とは、「腹足綱アメフラシ科に分類される軟体動物」です。

浅瀬や磯に生息するヌメヌメとした生き物で分類としては貝に近い生き物ですが普通の貝のような硬い貝殻はなく、体内に薄い貝殻を持つのみです。

種類は非常に多く色や形はそれぞれ大きく異なります。

「雨虎」の言葉の由来

曽我物語に登場する陰暦5月28日の雨「虎が雨」に由来するという説もありますが、はっきりしたことは分かっていません。

まとめ

「雨虎」は知らないと読めない難読漢字です。

見かけることはほとんどありませんがこの機会に覚えておきましょう。

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