この記事では、「合歓木」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「合歓木」の正しい読み方は「ねむのき」と「ごうかんぼく」どちら
「合歓木」には3つの読み方があります。
1つ目は「ねむのき」で、熟字訓という読み方です。
熟字訓とは、2文字以上の漢字(熟字)に、本来の意味をあてはめて普段使わない読み方をする文法です。
2つ目は「ねぶのき」で、こちらは「ねむのき」から変化したもので熟字訓です。
3つ目は「ごうかんぼく」で、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
正しい読み方の結論
「合歓木」は「ねむのき」「ねぶのき」「ごうかんぼく」の3つの読み方があります。
いずれも意味は同じですが、使い方が多少違ってきます。
「合歓木」の意味
「合歓木」の読み方による意味の違いは以下の通りです。
「ねむのき・ねぶのき」と読む場合、「マメ科の落葉高木で、小さな葉が数十枚左右に並び、針の様に細く伸びた薄紅色の花びらが付く植物」という意味です。
「ねむのき」の由来は、植物の性質にあります。
「ねむのき」は、夜になると細長く付いた左右の葉が閉じて、眠る様に見えることから呼ばれる様になりました。
また、葉がピッタリとくっつく姿は男女が幸せに添い寝している姿を思わせることから「合歓木」という漢字があてはめられたのです。
「ごうかんぼく」と読む場合、「ねむのきの別名で、学術的に使われる」という意味です。
「合歓木」の言葉の使い方や使われ方
「合歓木」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『庭の合歓木(ねむのき)に花が咲く』
・『合歓木(ねむのき)はまるで綿毛のような花が咲く』
・『彼は合歓木(ごうかんぼく)の研究を行っている』
まとめ
今回は「合歓木」の読み方について紹介しました。
「合歓木」は「ねむのき」も「ごうかんぼく」も正しい読み方で、読み方により使い方が変わってきます。
正しく読める様に覚えておきましょう。