竹冠に服で「箙」の読み方とは?簡単に解釈

竹冠に服で「箙」の読み方とは? 読み方

この記事では、「箙」の読み方を分かりやすく説明していきます。

竹冠に服で「箙」の読み方

「箙」という漢字は訓読みでは「えびら」「やなぐい」と読み、音読みでは「フク」「ブク」と読みます。

「箙」の意味や解説

「箙」には「えびら」「やなぐい」という意味が含まれています。

「箙」は竹の象形である「竹」に渡し舟と右手、跪く人の象形である「服」を組み合わせ、形声文字として成り立った漢字です。

「箙(えびら)」「矢を入れる武具」、(矢を入れる武具としての)箙に24本の矢を入れられることに因み、「連句の形式で二十四節気に象ったもの」という意味が含まれています。

「やなぐい」「矢を入れて、右腰に携帯する道具」を意味する言葉です。

「箙」の熟語での使い方や使われ方

・『箙刀』【えびらがたな】
「箙の中に矢と一緒に収めてある短刀」を意味する言葉です。

・『葛箙』【つづらえびら】
「ツヅラフジで編んだ箙」を意味する言葉です。

・『筑紫箙』【ちくしえびら】
「水牛の角や曲げた木材などで作った軽便な箙」を意味する言葉です。

「箙」の地名での使われ方

・『箙瀬』【えびらせ】
熊本県葦北郡芦北町に所在する地名です。

・『負箙』【おふいびら】
北海道中川郡本別町に所在する地名です。

・『江迎町箙尾』【えむかえちょうえびらお】
長崎県佐世保市に所在する地名です。

「箙」の名前での使われ方

・『箙』【えびら】
東京都や兵庫県、新潟県、茨城県、福島県に見られる日本の名字です。

・『箙瀬』【えびらせ/やなせ】
熊本県や埼玉県、福岡県、東京都、大阪府に見られる日本の名字です。

まとめ

「箙」は訓読みでは「えびら」「やなぐい」と読み、音読みでは「フク」「ブク」と読む漢字でした。

そして、「箙」には「えびら」「やなぐい」という意味が含まれています。

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