「吉祥寺」はどのような読み方で読むのが正解なのでしょうか。
今回は、「吉祥寺」の正しい読み方と意味について解説します。
「吉祥寺」の正しい読み方は「きっしょうじ」と「きちじょうじ」どちら
「吉祥寺」という言葉の読み方を推測すると「きっしょうじ」と「きちじょうじ」の2つが浮かびます。
「きっしょうじ」と「きちじょうじ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「吉祥寺」の正しい読み方は「きっしょうじ」と「きちじょうじ」の両方です。
幸いことやめでたいことを意味する「吉祥」【きっしょう】言葉が元々あり仏教には「吉祥天」【きっしょうてん】童という天女がいます。
「吉祥」に「寺社」【じしゃ】「僧寺」【僧寺】など「じ」という読み方の「寺」をあわせてできた言葉が「吉祥寺」です。
本来の読み方からすると「きっしょうじ」になりますが、口語で発音しやすい形に変化した「きちじょうじ」も正しい読み方として使われています。
「吉祥寺」の意味
「吉祥寺」を「きっしょうじ」と読む場合の意味は「仏教の寺院名」です。
同名の寺は日本各地にあり岩手県盛岡市にある浄土宗の寺院や岩手県大槌町にある曹洞宗の寺院が「吉祥寺」と書いて「きっしょうじ」と読みます。
「吉祥寺」を「きちじょうじ」と読む場合の意味は「武蔵野市の地域名」です。
吉祥寺駅を中心とする一帯の地域名でかつては村の名前として使われていましたが現在では町名として使われています。
同名の寺も存在しますが一般的に「きちじょうじ」という場合は中央線の駅を中心にした付近一帯の地名として使われます。
「吉祥寺」の言葉の使い方や使われ方
・『吉祥寺にお参りする』
・『吉祥寺は住みたい街として人気のエリアだ』
・『吉祥寺には学生が多く住んでいる』
まとめ
「吉祥寺」は「きっしょうじ」と「きちじょうじ」のどちらもも正しい読み方ですが指しているものは異なります。
同じ名前を持つ寺が全国各地にあるので地名として使う場合以外はどの寺のことなのか必ず確認しておきましょう。