この記事では、「吹雪」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「吹雪」の正しい読み方は「すいせつ」と「ふぶき」どちら
「吹雪」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている漢字の個別の読みを確認します。
「吹」の漢字の音読みは「スイ」で、訓読みは「ふ(く)」です。
また、「雪」の漢字の音読みは「セツ」で、訓読みは「ゆき」です。
ここから、音読み+音読みで繋げれば「すいせつ」と読めます。
また訓読み+訓読みで繋げれば「ふゆき」と読めますが、「ふぶき」とは読めそうもありません。
さて、「吹雪」の正しい読み方は「すいせつ」と「ふぶき」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論的には、「吹雪」の正しい読み方は「ふぶき」で。
「すいせつ」と読むのは、間違いです。
ここで、先に個別の漢字の読みからは、「ふぶき」とは読めそうにないと説明しましたが、実はこの「ふぶき」との読み方は、「熟字訓」と呼ばれる読みなのです。
「熟字訓」とは、熟語全体に読みを当てる読み方で、個別の漢字の読みとは関係ない読みが付けられるのです。
従って、先の個別の漢字の読みからは、読めそうにないと思われたのです。
「吹雪」を「ふぶき」と読ませるような「熟字訓」は、熟語としての読み方を覚える必要があると言えます。
「吹雪」の意味
「吹雪」とは、「 雪が激しい風に吹かれ、乱れ飛ぶように降ること」を意味する言葉です。
「吹雪」の言葉の使い方や使われ方
・『昨夜から激しい吹雪に見舞われ、今朝は会社に出勤することもできませんでした』
・『この地方では、冬の間に、こうした吹雪が、何度もあります』
まとめ
「吹雪」の正しい読み方は「ふぶき」で。
「すいせつ」と読むのは、間違いです。
また、この「吹雪」とは、「 雪が激しい風に吹かれ、乱れ飛ぶように降ること」を意味する言葉です。