この記事では、「唾液」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「唾液」の正しい読み方は「だえき」と「つばえき」どちら
「唾液」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「唾」の漢字の音読みは「ダ」で、訓読みは「つば」です。
また、「液」の漢字の音読みは「エキ」で、訓読みは「しる・わき」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「だえき」と読めることが分かります。
また、訓読み+音読みで繋いで、いわゆる「湯桶読み」にすれば、「つばえき」と読める可能性があることも分かります。
しかし、いずれの読み方が正しいかは、この分析から判断することは出来ません。
さて、「唾液」の正しい読み方は「だえき」と「つばえき」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「唾液」の正しい読み方は「だえき」で、「つばえき」と読むのは間違いです。
この熟語では、少し特殊な「湯桶読み」ではなく、最も一般的な音読みを重ねた読み方が正しいことになります。
また「唾液(だえき)」と「唾(つば)」は同じ意味であり、この点からも、あえて「唾液(つばえき)」と読まれることは考えられません。
「唾液」の意味
「唾液」とは、「唾液腺から口内に分泌される無色・無味・無臭の液体で、でんぷん分解の役割を持ったもの」です。
「唾液」の言葉の使い方や使われ方
・『ご飯等をしっかりと咬むことで、咀嚼されると共に、唾液と混じることで消化が助けられます』
・『梅干しなどのすっぱいものを口に含むと、唾液の分泌が一気に増えます』
まとめ
「唾液」の正しい読み方は「だえき」で、「つばえき」と読むのは間違いです。
また、この「唾液」とは、「唾液腺から口内に分泌される無色・無味・無臭の液体のこと」を意味します。