「繭玉」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「繭玉」の読み方とは? 読み方

「繭玉」の正しい読み方は何なのでしょうか。

この記事では、「繭玉」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「繭玉」の正しい読み方は「まゆだま」

「繭玉」の正しい読み方は「まゆだま」です。

「繭」には「桑繭」【くわまゆ】「新繭」【しんまゆ】など「まゆ」という読み方があります。

「玉」「藍玉」【あいだま】「煙玉」【けむりだま】など「だま」と読みます。

漢字の読み方を組み合わせてできる「まゆだま」「繭玉」の正しい読み方です。

「繭玉」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「繭玉」のよくある間違った読み方として挙がるのが「まゆぎょく」です。

「玉」には「玉璽」【ぎょくじ】「宝玉」【ほうぎょく】など「ぎょく」という読み方もありますが「繭玉」に使うのは間違いです。

「繭玉」について説明

「繭玉」とは、「繭に見立てた団子を竹や木の枝に刺して飾る正月の縁起物」のことです。

カイコガの幼虫が吐き出す糸で作る繭は絹繊維の原料になる貴重なものです。

縁起のいい繭に見立てた正月飾りを「繭玉」といいます。

本来は小正月もしくは2月の初午に飾るもので、餅を花に見立てて飾る餅花の一種です。

豊かさの象徴でもある繭を飾ることで一年の豊穣や豊作を祈ります。

本来は食べられる餅や団子で作り飾り終えたら食べる地域もありますが、現在は食べ物以外で作られることもあります。

「繭玉」の言葉の由来

繭に見立てた餅の玉を飾ることに由来します。

まとめ

「繭玉」は一部地域で見られる風習でありなじみのない地域も少なくありません。

伝統的な風習なので読み方と合わせて内容も知っておきましょう。

読み方
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