この記事では、「問答」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「問答」の正しい読み方は「もんどう」と「もんとう」どちら
「問答」という言葉に使われている漢字は「問」と「答」で、それぞれ「もん」と「とう」と読みます。
このため「問答」は「もんとう」と読むのかと問われるとそれは間違いです。
なぜなら、この場合には日本語の連濁というルールが使われていて、連濁はある二つの言葉がつながって一つの言葉となった時、発音しやすいように後ろの言葉の頭語に濁点が付きます。
このことから「問答」の読み方は「もんどう」が正しい読み方です。
正しい読み方の結論
「問答」の読み方は「もんどう」であり、「もんとう」とは読みません。
「問答」の意味
「問答」とは、一般的に「問うことと答えること」や「質問と応答」、「議論すること」などの意味を持つ言葉として使われています。
仏語としての意味も持ちますが、ほとんどの場合こちらの意味では使われません。
「問答」を用いた言葉は複数挙げられ、「互いに譲らずに言い争うこと」を意味する「押し問答」や、「話し合っても無意味であるさま」を意味する「問答無用」などがあります。
「問答」の言葉の使い方や使われ方
・『君と問答する時間などない』
・『意味のない押し問答をしても時間の無駄だ』
・『彼女に告白したら問答無用で断られた』
まとめ
「問答」の正しい読み方は「もんどう」です。
それぞれの漢字の読み方である「もんとう」と読むのは間違いです。
しかし「答」という漢字を単体で表記した場合には「どう」とは読みません。
これは日本語の連濁によるものだという事を覚えておいて、読み方を間違えないように注意して使用できるようにしましょう。