「善人」の読み方と意味とは?「ぜんにん」と「よしびと」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「善人」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「善人」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「善人」の正しい読み方は「ぜんにん」と「よしびと」どちら

いわゆる「いい人」を表す言葉に「善人」がありますが、正しい読み方は「ぜんにん」「よしびと」のどちらになるのでしょうか。

正しい読み方の結論

「善人」の正しい読み方は「ぜんにん」です。

漢字の「善」は音読みで「ゼン」、訓読みで「よい・よし」と読み、「人」は音読みで「ニン・ジン」、訓読みで「ひと」と読みます。

熟語の「善人」は音読み同士を組み合わせて読むので、訓読みで「よしびと」と読むことはありません。

「善人」の意味

「善人」とは「行いや考え方が正しい人」「気立ての良い人」のことです。

「お人よし」という意味もあります。

漢字の「善」「道徳的に正しい」「人として立派である」という意味を持っており「善人」「考え方や行いが道徳的に正しい人」「人柄の良い人」を表す言葉になっています。

一般に「行いや考え方が道徳的に正しく、人に対して思いやりの心を持っている人」「善人」といいます。

基本的に良い意味で使われる言葉ですが、人柄の良さは度を過ぎれば人に尽くし過ぎて自分が損することにもなるため、悪い意味で「お人よし」を指す時にも「善人」が使われています。

「善人」の言葉の使い方や使われ方

・『泥棒だった男が改心して善人になる』
・『誰でもやましい気持ちはあるもので、完全な善人は1人もいない』
・『貸した大金を持ち逃げされるとは、善人もいいところだ』

まとめ

「善人」「行いや考え方が正しく気立ての良い人」「お人よし」のことで「ぜんにん」と読みます。

「よしびと」「よしひと」と読むと固有名詞のようなニュアンスが出てしまうので、読み方を間違えないようにしましょう。

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