「矢面」の読み方と意味とは?「やおもて」と「やづら」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「矢面」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「矢面」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「矢面」の正しい読み方は「やおもて」と「やづら」どちら

「矢面」の読み方として予測できるものに、「やおもて」「やづら」があります。

「やおもて」「やづら」の二つの読み方のうち、「矢面」の正しい読み方はどちらでしょうか。

正しい読み方の結論

「矢面」の正しい読み方の結論は、「やおもて」が正しい読み方になります。

「矢面」の言葉の「面」という漢字は、訓読みの「おもて」で読むのが正しい読み方なのです。

「面」の訓読みは「おも」と読むことも多いのですが、「矢面」では「おもて」と読みます。

そのため、「矢面」「やづら」と読む読み方は端的な誤読となります。

「矢面」の意味

「矢面」の原義的な意味は、「戦において敵方の弓矢が飛んでくるところの正面」を意味していました。

「敵の弓矢攻撃をまともに受ける正面の場所」が、「矢面」の原義になります。

その意味が転じて、「矢面」「敵対的な質問・批判・非難などを、正面から受けることになるスタンスや場所」という意味合いを持つようになったのです。

「矢面」の言葉の使い方や使われ方

「矢面」の言葉の使い方・使われ方を示すため、この言葉を使った例文を以下で紹介します。

・『野党からの厳しい批判を浴びる矢面に立つことで、その閣僚は国民からの人気・支持を取り付けたのです』
・『人から反論される矢面に立つことを恐れているようでは、一流の論客として成長することはできないでしょう』
・『近世以前の弓矢を使う戦闘では、矢面に立って防戦する兵士の落命率はかなり高くなっていました』

まとめ

この記事では、「矢面」の正しい読み方「やおもて」とその意味を紹介しましたがいかがでしたか?「矢面」の読み方・意味・使い方を知りたいときは、この記事の解説を参考にしてみてください。

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