「土方」はある特定の仕事を指す言葉ですが、具体的にどのような仕事のことでどう読むのが正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「土方」の正しい読み方と意味について解説します。
「土方」の正しい読み方は「どかた」と「つちかた」どちら
「土方」という言葉の読み方としては「どかた」と「つちかた」の2つが考えられます。
「どかた」と「つちかた」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「土方」の正しい読み方は「どかた」です。
「土」には「土石」【どせき】「国土」【こくど】など「ど」という読み方と、「土塊」【つちくれ】「庭土」【にわつち】など「つち」という読み方があります。
「方」は「味方」【みかた】「親方」【おやかた】など「かた」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「どかた」と「つちかた」の2つのうち「土方」の正しい読み方は「どかた」です。
「土方」の意味
「土方」とは、「土木作業に従事する労働者」を指す言葉です。
建築現場や工事現場など土木作業の現場で肉体労働に従事する労働者を表す言葉で、主に土工事を手掛ける作業員を意味します。
土木工事の最前線で働く現場作業員であり工事には欠かせない人員です。
元々は従事する業種や担当する作業によって分類した事務的な用語でしたが、現在は差別的なニュアンスが含まれるとされているため使う機会は減っています。
「土方」の言葉の使い方や使われ方
・『土方の仕事に誇りを持っている』
・『土方の働きなしに工事現場は成立しない』
・『体力に自信があるなら土方の仕事が向いている』
まとめ
「土方」の正しい読み方は「どかた」で「つちかた」は間違った読み方です。
本来は差別的な意味などありませんがデリケートな言葉なので使い方に注意してください。
