「地殻」の正しい読み方は「ちかく」か「じがら」か。
また、「地殻」には、どのような意味があるのか。
この記事では、「地殻」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「地殻」の正しい読み方は「ちかく」と「じがら」どちら
「地殻」は、音読みで「チ・ジ」。
訓読みで「つち・ところ」と読む「地」と音読みで「カク」。
訓読みで「から」と読む「殻」が組み合わさった言葉です。
「地」は、「土地」や「大地」、「地面」など、多くの言葉で「チ」とも「ジ」とも読まれています。
また、「殻」は「貝殻」や「茶殻」など、「から」といった読み方が多くなります。
正しい読み方の結論
「地殻」は、どちらも音読みの組み合わせで読む言葉で、「地」は「チ」と読み「ちかく」が正しい読み方です。
「地」を「ジ」と読むことも「殻」を「がら」と読むこともありません。
「地殻」の意味
「地殻」とは、地球の表層部を意味します。
詳しく言えば、モホロビチッチ不連続面までの部分を指す「地殻」。
「地殻」は、大陸地域では厚さが平均35キロあります。
そして、上部は花崗岩?(かこうがん)?質岩石。
下部は玄武岩質岩石から形成されたもので、海洋地域においては、厚さ5~10キロで、玄武岩質岩石からなるものが「地殻」です。
「地殻」の言葉の使い方や使われ方
・『子供の頃に知った地殻変動をきっかけに理科に興味を持つようになりました』
・『地殻津波というものは、本当に起こるのだろうか』
・『私は大学で地殻について研究しています』
まとめ
以上のように、「地殻」の正しい読み方は、「ちかく」です。
「じがら」は誤った読み方となるため注意が必要です。
専門的な用語となりますが、「地殻」とは、地球の表層部を指す言葉となります。