「地鎮祭」という言葉はどう読むのが正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「地鎮祭」の正しい読み方と意味について解説します。
「地鎮祭」の正しい読み方は「じちんさい」と「じしんさい」どちら
「地鎮祭」という言葉は「じちんさい」と「じしんさい」の2つの読み方が考えられます。
「じちんさい」と「じしんさい」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「地鎮祭」の正しい読み方は「地鎮祭」です。
「地」は「地面」【じめん】「意地」【いじ】など「じ」と読みます。
「鎮」は「鎮守」【ちんじゅ】「文鎮」【ぶんちん】など「ちん」と読み、「祭」は「祭典」【さいてん】「祝祭」【しゅくさい】など「さい」と読みます。
それぞれの読み方を合わせた「じちんさい」が「地鎮祭」の正しい読み方です。
「鎮」に「しん」という読み方はなく「じしんさい」は誤りです。
「地鎮祭」の意味
「地鎮祭」とは、「住宅建築や土木開発などの工事に先立って行われる儀式」のことです。
日本では古くから土地は土着の土地神によって守られると考えられています。
これから工事するにあたって土地に手を加えることを土地神に報告すると同時に許しを得て災いや祟りが起こらないように求める儀式が「地鎮祭」です。
神主や僧侶が安全を祈る儀式であり工事の依頼主や現場責任者、作業員や関係者が出席して無事を祈ります。
「地鎮祭」の言葉の使い方や使われ方
・『工事に先立って地鎮祭が開催された』
・『地鎮祭に県知事を招く』
・『地鎮祭が終わり次第本格的に工事が始まる』
まとめ
「地鎮祭」は今でも多くの工事現場で行われる儀式です。
建築関係の話題では当たり前に使われる言葉です、が日常会話では使う場面が限定される特殊な言葉なので読みと意味を合わせて知っておきましょう。