この記事では、「垂心」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「垂心」の正しい読み方は「すいしん」と「すいごころ」どちら
「垂心」の正しい読み方を検討するために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みをチェックします。
「垂」の漢字の音読みは「スイ」で、一方の訓読みは「たれ(る)」です。
また、次の「心」の漢字の音読みは「シン」で、訓読みは「こころ」です。
ここから、単純に二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「すいしん」と読めることが分かります。
また、音読み+訓読みで繋いで、いわゆる重箱読みすれば、「すいこころ」と読むことが出来、これが発音を容易にするための音変化の連濁により「こころ」が「ごころ」に変化したとすると、「すいごころ」と読める可能性があることも分かります。
さて、「垂心」の正しい読み方は「すいしん」と「すいごころ」の、いずれなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「垂心」の正しい読み方は「すいしん」で、「すいごころ」と読むのは間違いです。
この熟語においては、少し特殊と言える重箱読みではなく、最も一般的な音読みを重ねた読み方の方が正しいと言うことになります。
「垂心」の意味
「垂心」とは、「三角形の三つの頂点から、その対辺に引いた3本の垂線の交点のこと」を意味する言葉です。
「垂心」の言葉の使い方や使われ方
・『垂線が交わる点なので、垂線と呼ばれています』
・『三角形には五心と呼ばれる5つの点があり、垂点もそのひとつです』
・『三角形の二本の垂線の交点に、三本目の垂線も通り、ひとつの垂点となることを証明する問題が出されました』
まとめ
「垂心」の正しい読み方は「すいしん」で、「すいごころ」と読むのは間違いです。
また、この「垂心」とは、「三角形の三つの頂点から、その対辺に引いた3本の垂線の交点のこと」を意味する言葉です。