この記事では、「垂水」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「垂水」の正しい読み方は「たるみ」
垂水は、たるみと読むのが正しい読み方となっているのです。
もっとも垂の漢字は、垂れるや垂らすといった言葉みたいに訓読みで、たという読みはありますが、たるという読みは存在しません。
後ろの水の漢字には、みという読み自体は持っているのです。
だからこそ垂水は、本来は垂る水と表記すべきなのを、るの平仮名を省略して、垂水でたるみと読む様になったと考えられます。
「垂水」の間違った読み方や間違いやすい読み方
垂直とか胃下垂の様に、垂の漢字は音読みですいと読む事が可能です。
続く水の漢字は、水泳や水中、海水の通り、音読みですいと読む事が出来ます。
お陰で垂水の漢字表記を見た人の中には、2つの漢字の音読み同士をシンプルに組み合わせる事で、すいすいと読んでしまう人もいたりするのです。
確かに垂の漢字をすいと読むのも、水の漢字をすいと読むのも間違いではありません。
所が垂水という言葉に対しては、音読みを合体させるこの読み方は誤りとなるので注意が必要です。
「垂水」について説明
垂水は、垂れて落ちる水とか、滝を表します。
まとめ
垂は音読みですいと読めるし、水も音読みであるすい読みをされる事が多いです。
故に垂水の漢字表記を目にして、思わずすいすいと読んでしまう人も存在しています。
ですが垂水の漢字表記に関しては、音読みを繋げるこの読み方は間違いです。
本来は垂る水と表記すべきなのを、平仮名のるを省略した形であるため、垂水は、たるみと読むのが正解となっています。
そんな垂水は、垂れ落ちる水や滝を意味する言葉として利用されているのです。