この記事では、「執り」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「執り」の正しい読み方は「とり」と「しり」どちら
「執り」の読み方として予測できるものに、「とり」と「しり」があります。
「とり」と「しり」の二つの読み方のうち、「執り」の正しい読み方はどちらでしょうか。
正しい読み方の結論
「執り」の正しい読み方の結論は、「とり」が正しい読み方になります。
「執り」に使われている「執」という漢字の音読みは「シツ・シッ・シュウ」で、訓読みは「とる」です。
「執」を音読みで使っている言葉には、「執行・執務・執事・執政・執着・執念・我執」などがあります。
しかし、「執」の漢字の訓読みには「しり」という読み方はありません。
そのため、「執り」を「しり」と読むのは明らかな誤読ということになるのです。
「執り」の意味
「執り」の意味は、「動詞・執る(とる)の連用形」を意味しています。
「執る」という言葉は、「実際に重要な物事を行うこと」を示しています。
また「執る」の意味として、「適切なやり方で上手く物事を処理する」や「適切にモノ・人を動かしてやるべきことを実行する」などもあります。
「執り」は、「執り行う」などの言い回しで使われることが多くなっています。
「執り」の言葉の使い方や使われ方
「執り」の言葉の使い方・使われ方を示すため、この言葉を使った例文を以下で紹介します。
・『冠婚葬祭の豪華な式典を執り行うための準備を半年も前から進めています』
・『政治を執りたいという強い野心があるのであれば、まずは何としても国会議員の議席を手に入れる必要があります』
・『その刑事裁判を執り行ったのはベテランの裁判官でしたが、判決の理由にどうしても納得できませんでした』
まとめ
この記事では、「執り」の正しい読み方「とり」とその意味を紹介しましたがいかがでしたか?「執り」の読み方・意味・使い方を調べたいときは、この記事の解説を参考にしてみてください。
