「塗布薬」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「塗布薬」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「塗布薬」の正しい読み方は「とふやく」
「塗布薬」の正しい読み方は「とふやく」です。
「塗」には「塗擦」【とさつ】「塗炭」【とたん】など「と」という読み方があり「布」は「布巾」【ふきん】「配布」【はいふ】など「ふ」と読みます。
「薬」は「薬剤」【やくざい】「試薬」【しやく】など「やく」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「とふやく」が「塗布薬」の正しい読み方です。
「塗布薬」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「塗布薬」のよくある間違った読み方として挙がるのが「ぬりふやく」「とぬのやく」です。
「塗」には「塗椀」【ぬりわん】「朱塗」【しゅぬり】など「ぬり」という読み方があり「布」は「布地」【ぬのじ】「共布」【ともぬの】など「ぬの」とも読みます。
どちらの読み方も「塗布薬」には当てはまりません。
「塗布薬」について説明
「塗布薬」とは、「患部に塗って使う薬」を表す言葉です。
皮膚に直接塗ることで効果が出る薬を指します。
患部に直接薬を塗るので量を調整しやすく、回復状態を確認しながら治療できるメリットがあります。
チューブやケースなどの容器から適量取り出し指で皮膚表面に塗りつけて使う薬が「塗布薬」です。
「塗布薬」の言葉の由来
一定の範囲に対して均一になるよう塗りつけることを「塗布」といいます。
「患部に塗布して使う薬」が「塗布薬」の由来です。
まとめ
「塗布薬」は一般的に「塗薬」【ぬりぐすり】と呼ばれています。
虫刺されやできものなどさまざまな症状に使う身近な薬なので知っておきましょう。