この記事では、「外傷」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「外傷」の正しい読み方は「がいしょう」と「そときず」どちら
「外」という漢字は訓読みでは「そと」や「外(はず)す」、「ほか」や「と」と読み、音読みでは「がい」や「げ」、「うい」と読みます。
そして、「傷」という漢字は訓読みでは「きず」や「傷(いた)む」、「傷(そこ)なう」と読み、音読みでは「しょう」と読みます。
「外傷」の場合、「外」と「傷」それぞれに音読みを当て、「がいしょう」と読むのが正解です。
訓読みを当てて「そときず」と読むと誤用になるので注意しましょう。
正しい読み方の結論
「外傷」の正しい読み方は「がいしょう」になります。
「外傷」の意味
「外傷」とは、「体外から加えられた作用によってできた傷」を意味する言葉です。
「外傷」には刺創(刺し傷)や切創(切り傷)、挫創や裂創(皮膚が裂けた傷)、縛創、掻創(掻き傷)、咬創(咬み傷)、破壊創、打撲、損傷などがあり、広くは機械的なものや電気、熱、寒冷、薬物、放射線などによる皮膚の損傷や骨折、内臓破裂なども含みます。
「外傷」の類義語としては「怪我(けが)」や「創傷(そうしょう)」、「創痍(そうい)」などがあります。
「外傷」の言葉の使い方や使われ方
・『子供の頃に負った外傷の跡が今でも生々しく皮膚に残っている』
・『この疾患は外傷によって、細菌が体内に侵入したことが原因で発症したようだ』
・『検死の結果、激しい外傷を負ったことで死に至ったとの見解が示された』
まとめ
・「外傷」の正しい読み方は「がいしょう」になります。
・「外傷」とは、「体外から加えられた作用によってできた傷」を意味する言葉です。