「夜勤」は求人募集などでよく見かける言葉です。
この言葉は何を表しどう読むのが正しいのでしょうか。
今回は、「夜勤」の正しい読み方と意味について解説します。
「夜勤」の正しい読み方は「やきん」と「よるきん」どちら
「夜勤」という言葉の読み方として思いつくのが「やきん」と「よるきん」の2つです。
「やきん」と「よるきん」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「夜勤」の正しい読み方は「やきん」です。
「夜」には「夜会」【やかい】「昨夜」【さくや】など「や」という読み方と、「夜型」【よるがた】「夜用」【よるよう】など「よる」という読み方があります。
「勤」は「勤続」【きんぞく】「出勤」【しゅっきん】など「きん」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「やきん」と「よるきん」のうち「夜勤」の正しい読み方は「やきん」です。
「夜勤」の意味
「夜勤」とは、「夜の時間帯に勤務すること」を意味する言葉です。
一般的には日が暮れて暗くなってから働くことを指しますが、法律的には深夜時間に労働することを「夜勤」と定義しています。
法律が定める深夜労働の時間帯は午後10時?午前5時で、深夜労働の時間帯に働く夜間勤務が法律的な定義に基づく「夜勤」です。
24時間稼働するシフト制を採用している職場でよく見られる勤務形態であり深夜労働に該当する時間帯の労働については25%以上の割増賃金が加算されます。
「夜勤」の言葉の使い方や使われ方
・『今日は夜勤なので出勤時間が遅い』
・『夜勤明けは朝日がまぶしく感じられる』
・『一人で夜勤をこなす』
まとめ
「夜勤」の読み方は「やきん」で「よるきん」ではありません。
法律的に定義されている言葉なので正しい基準と読み方を理解しておきましょう。