この記事では、「大うつ病」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「大うつ病」の正しい読み方は「だいうつびょう」と「おおうつびょう」どちら
「大うつ病」の読み方として想定できるものに、「だいうつびょう」と「おおうつびょう」があります。
「だいうつびょう」と「おおうつびょう」の二つの読み方のうち、「大うつ病」の正しい読み方はどちらでしょうか。
正しい読み方の結論
「大うつ病」の正しい読み方の結論は、「だいうつびょう」が正しい読み方になります。
「大うつ病(大うつ病性障害)」というのは、「DSM-Ⅳ」の時代までアメリカ精神医学会で採用されていた「うつ病の正式名称」であり、その邦訳の読み方は「だいうつびょう」になります。
そのため、「大うつ病」を「おおうつびょう」と読むのは、読み間違えということになるのです。
「大うつ病」の意味
「大うつ病」の意味は、「精神医学の領域でうつ病(気分障害)の正式名称とされることがある精神疾患の名称」を意味しています。
英語の“Major Depressive Disorder”の邦訳です。
「大うつ病」は「うつ病の同義語」であり、「抑うつ感(気分の落ち込み)・意欲の低下(無気力)・思考力の低下・希死念慮」などを主な症状とする精神障害の一種なのです。
「大うつ病」の言葉の使い方や使われ方
「大うつ病」の言葉の使い方・使われ方を示すため、この言葉を使った例文を以下で紹介します。
・『大うつ病は重症度の高いうつ病と誤解されることも多い病名です』
・『精神科医によっては現在でも、大うつ病性障害という診断名でカルテに書く先生もいます』
・『大うつ病という名称は現在も有効ですが、最新のDSM-5では使われなくなっています』
まとめ
この記事では、「大うつ病」の正しい読み方「おおうつびょう」とその意味を紹介しましたがいかがでしたか?「大うつ病」の読み方・意味・使い方を知りたいときは、この記事の内容を参考にしてみてください。