「大安」という言葉は何という読み方で読むのが正しいのでしょうか。
今回は、「大安」の正しい読み方と意味について解説します。
「大安」の正しい読み方は「たいあん」と「だいあん」どちら
「大安」という言葉は「たいあん」と「だいあん」の2つの読み方が考えられます。
「たいあん」と「だいあん」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「大安」の正しい読み方は「たいあん」です。
「大」には「大層」【たいそう】「大望」【たいもう】など「たい」という読み方がありますが、別の読み方として「大仏」【だいぶつ】「広大」【こうだい】など「だい」とも読みます。
「安」は「安心」【あんしん】「平安」【へいあん】など「あん」と読みます。
漢字の読み方からは「たいあん」と「だいあん」が「大安」の読み方になりそうですが、正しい読み方は濁らない「たいあん」です。
「大安」を「だいあん」と濁った音で読むことはありません。
「大安」の意味
「大安」とは、「六曜のひとつで万事がうまくいくとされる日」です。
暦を吉兆で分ける暦柱のなかで最も有名な六曜のひとつで、慶事に良いとされるおめでたい日です。
特に結婚式の日取りを決める際に重要視されることが多く、結婚式場の予約は「大安」から先に埋まっていきます。
すべての時間帯が良いとされる吉日であり葬式など弔事も問題ありません。
「大安」の言葉の使い方や使われ方
・『大安の日を選んで結婚式を挙げる』
・『大安なのでいいことがありそうな予感がする』
・『わざわざ大安の日を選んで引っ越した』
まとめ
「大安」の正しい読み方は「たいあん」で「だいあん」は誤りです。
会話でも頻繁に使われる身近な言葉なので正しい読み方で読むようにしてください。