「大層」の読み方と意味とは?「たいそう」と「だいそう」の正しい読み方について詳しく解釈

「大層」の読み方と意味とは? 読み方

「大層」という言葉は何と読むのが正しい読み方なのでしょうか。

今回は、「大層」の正しい読み方と意味について解説します。

「大層」の正しい読み方は「たいそう」と「だいそう」どちら

「大層」という言葉は「たいそう」「だいそう」の2つの読み方が考えられます。

「たいそう」「だいそう」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。

正しい読み方の結論

「大層」の正しい読み方は「たいそう」です。

「大」には「大変」【たいへん】「大敗」【たいはい】など「たい」という読み方と、「大胆」【だいたん】「寛大」【かんだい】など「だい」という読み方があります。

「層」「階層」【かいそう】「深層」【しんそう】など「そう」と読みます。

漢字の読み方を組み合わせてできる「たいそう」「だいそう」のうち「大層」の正しい読み方は「たいそう」です。

「大層」の意味

「大層」とは、「物事の程度や分量が並外れているさま」を意味する言葉です。

量が多かったり程度が激しかったりなど通常とは大きく違う様子を表します。

普通ではないという意味合いが強く、程度が著しいことに驚いているニュアンスを含んで使われる表現です。

事前に予想していた反応を超えた大きな反応が見られるような意外性を表し、「とても」「非常に」「ことのほか」などと同じような意味合いで用いられる言葉です。

「大層」の言葉の使い方や使われ方

・『予想以上の売上に社長は大層喜んでいる』
・『結婚祝に大層な品物を頂いてしまった』
・『大層なスピーチだったが中身は空っぽだった』

まとめ

「大層」「たいそう」が正しい読み方で「だいそう」とは読みません。

会話ではあまり使わない表現ですが書き言葉として広く使われているので読み方と意味を覚えておきましょう。

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