「大納言」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「大納言」の読み方とは? 読み方

「大納言」は何と読むのでしょうか。

この記事では、「大納言」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「大納言」の正しい読み方は「だいなごん」

「大納言」の正しい読み方は「だいなごん」です。

「大」には「大学」【だいがく】「広大」【こうだい】など「だい」という読み方があります。

「納」「納屋」【なや】「嘉手納」【かでな】など「な」と読み「言」「遺言」【ゆいごん】「文言」【もんごん】など「ごん」と読みます。

それぞれの読み方を組み合わせてできる「だいなごん」「大納言」の正しい読み方です。

「大納言」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「大納言」のよくある間違った読み方として挙がるのが「だいのうごん」「だいなげん」です。

「納」には「納品」【のうひん】「収納」【しゅうのう】など「のう」という読み方があり「言」「言動」【げんどう】「苦言」【くげん】など「げん」とも読みます。

一年で最後の株取引日を「大納会」【だいのうかい】ということから間違いがちですが「大納言」の正しい読み方は「だいなごん」のみで他の読み方は誤りです。

「大納言」について説明

「大納言」とは、「太政官の官位の一つ」です。

天皇に仕える者たちの位を示す太政官制における官位の一つで右大臣に次ぐ地位に当たります。

切腹を命じられない貴族の官位であることから茹でても腹が破れない小豆の品種名としても使われています。

「大納言」の言葉の由来

元々は古代中国の官名に由来して「納言」という官職が置かれていました。

納言の位を三つに分けそれぞれ「大納言」「中納言」「少納言」としたのが「大納言」の由来です。

まとめ

「大納言」は江戸時代には尾張徳川家や紀州徳川家が賜っていた高い官位です。

現在は小豆を指す言葉として使われていますが正しい読み方と意味を知っておきましょう。

読み方
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