この記事では、「大蛇」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「大蛇」の正しい読み方は「おろち」と「だいじゃ」どちら
「大蛇」の正しい読み方を考えるために、この熟語に使われている漢字の個別の読みについて、最初に確認しておきます。
「大」の漢字の音読みは「ダイ・タイ」で、訓読みは「おお(きい)」です。
また、「蛇」の漢字の音読みは「ジャ・ダ」で、訓読みは「へび」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げば、「大蛇」は「だいじゃ」と読めます。
しかし、個別の漢字の読みからは、「おろち」とはとても読めそうにありません。
さて、「大蛇」の正しい読み方は「おろち」と「だいじゃ」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「大蛇」の読み方としては、「おろち」と「だいじゃ」のどちらも正しいと言えます。
しかし、先に記載した通り、「おろち」とは個別の漢字の読みからは読めません。
この読み方はいわゆる「熟字訓」と言われる読み方で、熟語全体に対して読みが当てられた読み方です。
従って、漢字の個別の読みからは、推察することが出来ないのです。
「大蛇」の意味
「大蛇」とは、文字通り「大きな蛇」を意味する言葉です。
実在する巨大な蛇の他、神話等に出て来る架空の蛇にも使われる言葉です。
「大蛇」の言葉の使い方や使われ方
・『世界の大蛇と言えば、アナコンダがその代表でしょう』
・『八岐大蛇の逸話は、日本の神話の中でも、最も有名なものの一つと言えます』
まとめ
「大蛇」の読み方としては、「おろち」と「だいじゃ」の、どちらも正しいと言えます。
ここで、個別の漢字の読みからは読めない「おろち」は「熟字訓」と呼ばれる読み方です。
また、この「大蛇」とは、文字通り「大きな蛇」を意味する言葉です。