この記事では、「天女」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「天女」の正しい読み方は「てんにょ」と「あまめ」どちら
「天女」は「てんにょ」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「天」の音読みは「てん」、訓読みは「あめ・あま・そら」、「女」の音読みは「じょ・にょ・にょう」、訓読みは「おんな・め・むすめ・めあ(わせる)・なんじ」ですが、「天女」と表記する場合「あまめ」とは読みません。
正しい読み方の結論
「天女」の正しい読み方は「てんにょ」です。
「あまめ」とは読みません。
「天女」の意味
「天女」の意味は「天上界にいる、人智を超えた能力を持つ女性」、転じて「優しさと美しさを兼ね備えた、人間離れした素晴らしい女性」のことです。
「天女」は日本だけでなく中国やインドでも伝説が残されていて、天帝に仕えているとされる女官を表します。
時折人間界に降りて来ると言われ、見た目が美しく光り輝いていて、「羽衣」と呼ばれる薄い衣服を身にまとい、空を飛ぶとされています。
この羽衣を奪われて天に帰れなくなり、地上で男性と結婚する伝説も複数あります。
また、ここから転じて、容姿端麗で慈悲深い女性のたとえとして使われることもあります。
「天女」の言葉の使い方や使われ方
「天女」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『かぐや姫は月からきた天女である』
・『静岡県の三保の松原は天女の羽衣伝説で有名だ』
・『彼女は天女の様に微笑んで優しく接してくれた』
まとめ
今回は「天女」の読み方について紹介しました。
「天女」の正しい読み方は「てんにょ」で、「あまめ」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。