この記事では、「天晴」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「天晴」の正しい読み方は「あっぱれ」と「てんはれ」どちら
「天晴」の読み方は「あっぱれ」で、熟字訓という読み方です。
熟字訓とは、2文字以上の漢字(熟字)に、本来の意味をあてはめて普段使わない読み方をする文法です。
「天」は音読みで「てん」、「晴」は訓読みで「はれ」と読みますが、「天晴」で「てんはれ」とは読みません。
正しい読み方の結論
「天晴」の正しい読み方は「あっぱれ」です。
「てんはれ」とは読みません。
「天晴」の意味
「天晴」の意味は「驚くほど立派で見事な様子」「ほめたたえる気持ちを表す時に使う感嘆詞」「すっかり感心した時に使う感嘆詞」「非常に驚いた時に使う感嘆詞」という意味です。
「あっぱれ」の語源は「哀れ(あはれ)」という言葉で、「ああ、はれ(我)」が変化した言葉です。
元々は喜怒哀楽にかかわらず、心の底から湧き上がって来る感情全てを表す語でした。
次第に悲しいことや可哀想ことの意味は「あはれ」になり、賞賛の意味では「あっぱれ」と使い分けされる様になったのです。
「天晴」という漢字は「あまはれ」と「あはれ」の音が似ているために付けられた当て字で、意味には関係ありません。
「天晴」の言葉の使い方や使われ方
「天晴」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『敵ながら天晴な戦いぶりだ』
・『全て一人でやってのけたとは天晴だ』
・『若手俳優の天晴な演技に会場が湧く』
まとめ
今回は「天晴」の読み方について紹介しました。
「天晴」の正しい読み方は「あっぱれ」で、「てんはれ」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。