「天王山」の読み方と意味とは?「てんのうざん」と「てんおうざん」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「天王山」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「天王山」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「天王山」の正しい読み方は「てんのうざん」と「てんおうざん」どちら

「天」という漢字は訓読みでは「あま」などと読み、音読みでは「てん」と読みます。

そして、「王」という漢字は音読みで「おう」と読み、この音読みでのみ用いられるのが一般的です。

「天王」の場合、「天」「王」両方に音読みを当てるのですが、「おう」の音が少し変化して「てんのう」と読みます。

「天王山」の場合、その「天王(てんのう)」「山」の音読みを加えるのですが、「山」の音も変化させて「てんのうざん」と読むのが正解です。

正しい読み方の結論

「天王山」の正しい読み方は「てんのうざん」になります。

「天王山」の意味

「天王山」とは京都府乙訓郡大山崎町にある山の名称です。

中腹に「牛頭天王」を祀る「山崎天王社」があることに因み、この名が付けられたと言われています。

「天王山」と言えば、本能寺の変を起こした「明智光秀」「羽柴秀吉」が対峙した「山崎の戦い」の戦場となったことで有名です。

後年、「天王山を制した方が天下を取ることになる」という表現がされたことから、現代でも「その後の進退を決める重要な局面や分け目」「大事な試合」などを指して「天王山」という表現が用いられています。

「天王山」の言葉の使い方や使われ方

・『豊臣秀吉は天王山で明智光秀に勝利したことで、天下へ大きく手を伸ばした』
・『この商品がヒットするかどうかが我が社の天王山となるだろう』
・『夏を制する者は受験を制すとされていることから、夏は受験の天王山とも言われている』

まとめ

「天王山」の正しい読み方は「てんのうざん」になります。

「天王山」とは京都府乙訓郡大山崎町にある山の名称です。

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