木へんに巧で「朽」の読み方とは?使い方など簡単に解釈

木へんに巧で「朽」の読み方とは? 読み方

この記事では、「朽」の読み方を分かりやすく説明していきます。

木へんに巧で「?」の読み方

「朽」の漢字の音読みは「キュウ」で、訓読みは「く(ちる )・すた(れる)」です。

ちなみに、「?」の漢字の読みは「コウ」「考える」「巧み」と言った意味を持つ漢字です。

「朽」の意味

「朽」は木へんの漢字ですが、樹木の名称を表す意味はありません。

訓読みの「く(ちる)」から分かるように、この漢字は「木が腐ってボロボロになること」の意味を持っており、そこから広く「くちたり、衰えて駄目になること」との広い意味へと転じたものです。

この「朽」を使った熟語としては「くちた木」を意味する「朽木(きゅうぼく)」や、「いつまでも価値を失わずに残ること」を意味する「不朽(ふきゅう)」や、「古くなったり、年老いて役に立たないこと」を意味する「老朽(ろうきゅう)」や、さらに「腐って形が崩れること」を意味する「腐朽(ふきゅう)」等が挙げられます。

また、上記の二字熟語の他に、四字熟語の「不朽不滅(ふきゅうふめつ)」や三字熟語の「老朽化(ろうきゅうか)」等の言葉として、よく使われています。

「朽」の例文や使われ方

・『この小説は、時代を超えた不朽の名作として、世界中の人に読み継がれています』
・『クワガタムシは、朽木の中にいることも少なくありません』
・『庭の木製のデッキが、朽ちて危険な状態になっています』

まとめ

「朽」は木へんの漢字ですが、樹木の名称を表す意味はありません。

この漢字には「木が腐ってボロボロになること」を意味する「く(ちる)」との意味があり、そこから広く「くちたり、衰えて駄目になること」への意味としても、転じて使われる様になっています。

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