この記事では、「夫婦」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「夫婦」の正しい読み方は「ふうふ」と「めおと」どちら
「夫婦」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている漢字の個別の読みを確認します。
「夫」の漢字の音読みは「フ・フウ」で、訓読みは「おっと」です。
また、「婦」の漢字の音読みは「フ」で、訓読みは「おんな」です。
この漢字の個別の読みからは、二つの漢字を音読み+音読みで繋げば、「ふうふ」とは読めますが、「めおと」とは全く読めそうになことが分かります。
しかし、「めおと」と言う言葉は多くの方が聞かれたことがあるでしょう。
さて、「夫婦」の正しい読み方は、「ふうふ」と「めおと」の、どちらなのでしょうか。
また、もし「めおと」と読めるなら、何ぜそんな読みが可能なのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「夫婦」の読み方としては、「ふうふ」と「めおと」の、どちらも正しいと言えます。
先に記載した通り、「ふうふ」との読み方は、個別の漢字の音読みを重ねた読み方です。
一方の「めおと」の読みは、いわゆる「熟字訓」と呼ばれる読み方です。
「熟字訓」とは熟語全体に読みを当てたもので、個別の漢字の読み方とは関係なく付けられる読み方です。
従って、先の個別の漢字の読みからは、とても読めそうにないと思われたのです。
この「熟字訓」は漢字の個別の読みから推察することが難しいので、とにかく覚える以外方法がないと言えます。
「夫婦」の意味
「夫婦」とは、「婚姻関係にある男女の一組のこと」を意味する言葉です。
「夫婦」の言葉の使い方や使われ方
・『最近では、夫婦の性別が動物的な男女であるとする条件は、憲法違反だとする意見が、日本でも出始めています』
・『しめ縄が掛けられた二見ヶ浦の夫婦岩は、伊勢の観光スポットの一つとなっています』
まとめ
「夫婦」の読み方としては、「ふうふ」と「めおと」の、どちらも正しいと言えます。
また、この「夫婦」とは、「婚姻関係にある男女の一組のこと」を意味する言葉です。