この記事では、「始終」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「始終」の正しい読み方は「しじゅう」と「ししゅう」どちら
「始」という漢字は訓読みでは「始(はじ)める」と読み、音読みでは「し」と読みます。
そして、「終」という漢字は訓読みでは「終(お)わり」と読み、音読みでは「しゅう」と読みます。
「始終」の場合、「始」と「終」それぞれに音読みを当て、かつ「終」の音を濁音に変化させて「しじゅう」と読むのが正解です。
正しい読み方の結論
「始終」の正しい読み方は「しじゅう」になります。
「始終」の意味
「始終」には以下の意味が含まれています。
・「物事の始めと終わり」
・「物事の成り行きの最初から最後までの全部」
・「始めから終わりまで状態や態度などを変えないで通すことや変わらないで同一になること」
・「最後」や「結末」
・「いつも」や「頻繁」、「絶え間ない」
・「終わりには」や「結局は」
ちなみに、「始終」とソックリな言葉に「終始(しゅうし)」があります。
「終始」は「始終」の漢字の順番を入れ替えただけでなく、「物事の始めと終わり」など指し示す意味もほとんど同じです。
「始終」の言葉の使い方や使われ方
・(物事の始めと終わりという意味で)『始終怒号が飛び交う会談だった』
・(物事の成り行きの最初から最後までの全部という意味で)『ニュース番組では、事件の一部始終を簡潔にまとめていた』
・(いつも、頻繁、絶え間ないという意味で)『休みの日は始終家にこもって映画を見ている』
まとめ
・「始終」の正しい読み方は「しじゅう」になります。
・「始終」とは「物事の始めと終わり」や「物事の成り行きの最初から最後までの全部」、「いつも」や「頻繁」、「絶え間ない」など多くの意味を含んでいる言葉です。