この記事では、「存亡」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「存亡」の正しい読み方は「そんぼう」と「そんなき」どちら
「存亡」には2つの読み方があります。
1つ目は「そんぼう」で、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
2つ目は「そんもう」で、こちらも音読みになります。
「存」の音読みは「そん・ぞん」、訓読みは「あ(る)・たも(つ)・ながら(える)・と(う)」、「亡」の音読みは「ぼう・もう・む・ぶ」、訓読みは「な(い)・ほろ(びる)・うしな(う)・に(げる)」です。
「存亡」と表記する場合「そんなき」とは読みません。
正しい読み方の結論
「存亡」の正しい読み方は「そんぼう」「そんもう」です。
「そんなき」とは読みません。
「存亡」の意味
「存亡」は「そんぼう」「そんもう」どちらの読み方でも意味は同じで、「ある事物が実在することと、絶えてなくなること」になります。
組織や国家、文明などが存続するか消滅するか、両方の可能性を含んだ言葉です。
「存」は「現にある」「生きている」という意味、「亡」は「存在していたものがなくなる」という意味、「存亡」で「現にあるか、あるものがなくなるか」になります。
「存亡」の言葉の使い方や使われ方
「存亡」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『会社の存亡にかかわる重要な取引がある』
・『戦争が始まり国家存亡の機に立たされている』
・『部活の存亡をかけて大会に挑む』
まとめ
今回は「存亡」の読み方について紹介しました。
「存亡」の正しい読み方は「そんぼう」「そんもう」で、「そんなき」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。