「学術」とは何を意味する言葉でどう読めば正しい読み方になるのでしょうか。
今回は、「学術」の正しい読み方と意味について解説します。
「学術」の正しい読み方は「がくじゅつ」と「まなびじゅつ」どちら
「学術」の読み方として候補になるのが「がくじゅつ」と「まなびじゅつ」の2つがです。
「がくじゅつ」と「まなびじゅつ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「学術」の正しい読み方は「がくじゅつ」です。
「学」には「学説」【がくせつ】「勉学」【べんがく】など「がく」という読み方と、「学舎」【まなびや】のように「まなび」という読み方があります。
「術」は「手術」【しゅじゅつ】「剣術」【けんじゅつ】など「じゅつ」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「がくじゅつ」と「まなびじゅつ」のうち「学術」の正しい読み方は「がくじゅつ」です。
「学術」の意味
「学術」とは、「研究として行われる学問」を意味する言葉です。
新しい知識を学んだり物事を調べたりする行為を総称して「学問」といいます。
学問には個人の成長や真理の探求のほか人に知識を授けたり知識を体系化したりなどさまざまな要素が含まれます。
学問の中でも特に研究的を重視した表現が「学術」です。
専門分野に特化し深く追求する行為が「学術」であり、原理的な知識に加えて発展的な内容や専門的技術も含みます。
「学術」の言葉の使い方や使われ方
・『学術の側面から見ると非常に興味深い』
・『学術的なものの見方を心がける』
・『学術者による会議が開かれた』
まとめ
「学術」の正しい読み方は「がくじゅつ」の1つしかなく「まなびじゅつ」は間違った読み方です。
日常ではあまり使いませんが高等教育関連で使われることが多い言葉なので憶えておきましょう。
