この記事では、「完備」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「完備」の正しい読み方は「かんび」と「かんそなえ」どちら
「完備」は「かんび」と読み、音読みになります。
「完」の音読みは「かん」、訓読みは「まっと(う)」、「備」の音読みは「び・ひ」、訓読みは「そな(える)・そな(わる)・つぶさ(に)」です。
「完備」と表記する場合「かんそなえ」とは読みません。
ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
正しい読み方の結論
「完備」の正しい読み方は「かんび」です。
「かんそなえ」とは読みません。
「完備」の意味
「完備」意味は、「必要なものが、欠けたところなく全てそろっていること」です。
あることが何不自由なくできる状態を表します。
施設においてある設備が整っていることだけではなく、福利厚生など制度や体制などが整っている状態にも使われます。
「完」は「全く欠けたところがない」という意味、「備」は「あらかじめ用意する」「必要なものがそろう」という意味、「完備」で「全く欠けたところなく必要なものがそろうこと」になります。
普段どこにでも備わっているとは限らないものが、全て用意されている状態に使われる言葉です。
「完備」の言葉の使い方や使われ方
「完備」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『このマンションはインターネットが完備されている』
・『うちの会社は託児所完備です』
・『図書館は冷暖房完備で居心地が良い』
まとめ
今回は「完備」の読み方について紹介しました。
「完備」の正しい読み方は「かんび」で、「かんそなえ」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。