この記事では、「客死」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「客死」の正しい読み方は「かくし」と「きゃくし」どちら
「客」という漢字は音読みで「かく」や「きゃく」と読み、一般的にはこの音読みでのみ用いられています。
そして、「死」という漢字は訓読みでは「死(し)ぬ」と読み、音読みでは「し」と読みます。
「客死」の場合、「客」と「死」それぞれに音読みを当て「かくし」、もしくは「きゃくし」と読みます。
正しい読み方の結論
「客死」は「かくし」とも「きゃくし」とも読むことができます。
「客死」の意味
「客死」とは、「旅先や他国で死ぬこと」を意味する言葉です。
「客人」や「顧客」など「招かれた人」や「商売の相手」、「料金を支払う人」という意味で用いられているケースが多いことから、「客」という漢字から「お客さん」をイメージしやすい思います。
したがって、「客死」と書いて「旅先や他国で死ぬこと」を指すと聞いてもいまいちピンとこない方が多いのではないでしょうか?
では何故、「旅先や他国で死ぬこと」を「客死」と表記するのかと言うと、「客」という漢字には「招かれた人」や「商売の相手」という意味のほか、「旅」や「旅人」という意味も含まれているためなのです。
「客死」の言葉の使い方や使われ方
・『海外で起きた事故に巻き込まれた邦人のうち4名が客死したと報道されていた』
・『日本に来日していた海外俳優がホテルで客死したそうだ』
・『海外に渡航していた政治家が現地で病気に罹り、客死してしまった』
まとめ
・「客死」は「かくし」とも「きゃくし」とも読むことができます。
・「客死」とは、「旅先や他国で死ぬこと」を意味する言葉です。