「寄付」はどう読めば正しい読み方になるのでしょうか。
今回は、「寄付」の正しい読み方と意味について解説します。
「寄付」の正しい読み方は「きふ」と「きつけ」どちら
「寄付」という言葉は「きふ」と「きつけ」の2つの読み方が当てはまります。
「きふ」と「きつけ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「寄付」の正しい読み方は「きふ」です。
「寄」には「寄与」【きよ】「奇遇」【きぐう】など「き」という読み方があります。
「付」は「付帯」【ふたい】「貼付」【ちょうふ】など「ふ」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせた「きふ」が「寄付」の正しい読み方です。
「付」は「付届」【つけとどけ】「申付」【もうしつけ】など「つけ」という読み方もありますが、「寄付」を「きつけ」と読むことはありません。
「寄付」の意味
「寄付」とは、「支援を必要としている相手に対し金銭や物品を贈ること」を意味する言葉です。
必要な資金や物資調達の足しにしてもらうために自らの金銭や物品を譲り渡す行為を指します。
積極的に相手が支援を求めている場合もありますが、特に声をあげていない相手に対して一方的に何かの役に立てて欲しいと金銭や物品を贈る行為も「寄付」に含まれます。
通常は見返りを求めての対価ではない形で金銭や物品を譲り渡しますが、チャリティーオークションなど対価が発生する形で譲り渡す場合もあらかじめ支援目的であることがはっきりしていれば「寄付」です。
「寄付」の言葉の使い方や使われ方
・『ユニセフに寄付をした』
・『わずかな金額だが毎年赤十字に寄付している』
・『甲子園出場が決まった途端母校から寄付のお願いが来た』
まとめ
「寄付」の正しい読み方は「きふ」のみです。
「きつけ」などその他の読み方はすべて間違いなので正しい読み方だけを使用してください。
