この記事では、「富岳」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「富岳」の正しい読み方
「富岳」の正しい読み方は「ふがく」です。
それぞれの漢字を音読みで「富(フ)」「岳(ガク)」を読んでいます。
「富岳」の間違った読み方や間違いやすい読み方
それぞれの漢字は訓読みで「富(とみ)」、「岳(たけ)」と読むことから「富岳」という言葉を知らなければ「とみたけ」「とみがたけ」と読んでしまう可能性があります。
「富岳」について説明
「富岳」は「富嶽(ふがく)」ともいい、富士山を意味します。
また、2021年から稼働しているスパコン(スーパーコンピュータ)の名称でもあります。
漢字の「岳」や「嶽」は「高い山」を表しており、「富岳(富嶽)」は「富士という山」という意味で富士山の別称として使われるようになりました。
スパコンの「富岳」は、2011年から2019年まで稼働していた「京」の後継機として日本で開発され、その性能は京の数十倍高いとされています。
スパコンの「富岳」という名前は、公募によって決定しました。
性能は富士山のように高く、すそ野のように広いこと、また、富士山は世界的に知名度が高く誰もが親しみやすいということでその名前が付けられました。
スパコンの「富岳」の活躍といえば、2022年にウイルスが感染するリスクを計算した結果を公開した実績が有名です。
まとめ
「富岳」はスーパーコンピュータの名前でもあり、富士山を表す言葉でもあります。
「とみたけ」ではなく「ふがく」と読むのが正しいです。