この記事では、「寸劇」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「寸劇」の正しい読み方は「すんげき」と「すんげ」どちら
「寸劇」は「すんげき」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「寸」の音読みは「すん・そん」、訓読みは「わず(か)・き」、「劇」の音読みは「げき」、訓読みは「はげ(しい)」です。
「寸劇」と表記する場合「すんげ」とは読みません。
ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
正しい読み方の結論
「寸劇」の正しい読み方は「すんげき」です。
「すんげ」とは読みません。
「寸劇」の意味
「寸劇」の意味は、「ショーなどの合間に行われる、短く軽い演劇」のことです。
演劇の舞台以外にも座敷や演壇などで、余興として演じられるごく短い劇を表します。
「寸」は「長さの単位で、尺の10分の1」から転じて「ごくわずか」という意味、「劇」は「物の働きや程度がはげしい様子」から転じて「芝居」という意味、「寸劇」で、「ごくわずかな芝居」になります。
似た様な言葉に「茶番劇」がありますが、こちらは「茶番扱いで半人前の役者が披露する喜劇」から転じて「見えすいた下手な芝居」「ばかげた振る舞い」という意味です。
「寸劇」の言葉の使い方や使われ方
「寸劇」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『お笑い芸人が即興で寸劇を披露する』
・『忘年会の出し物として寸劇を計画する』
・『舞台の合間に寸劇を入れて客席を楽しませる』
まとめ
今回は「寸劇」の読み方について紹介しました。
「寸劇」の正しい読み方は「すんげき」で、「すんげ」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。