「専従」の読み方と意味とは?「せんじゅう」と「せんした」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「専従」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「専従」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「専従」の正しい読み方は「せんじゅう」と「せんした」どちら

「専従」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語で使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。

「専」の漢字の音読みは「セン」で、訓読みは「もっぱ(ら)」です。

また、次の「従」の漢字の音読みは「ジュウ・ショウ」で、訓読みは「したが(う)」です。

ここから二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「せんじゅう」と読めることが分かります。

また、音読み+訓読みで繋いで、いわゆる重箱読みすれば、「せんした」と読めそうにも思えます。

しかし「従」の訓読みは「した(がう)」ではなく、「したが(う)」であり、「せんした」と読むのは無理とも考えられます。

さて、「専従」の正しい読み方は「せんじゅう」「せんした」の、いずれなのでしょうか。

正しい読み方の結論

結論としては、「専従」の正しい読み方は「せんじゅう」で、「せんした」と読むのは間違いです。

ちなみに、「従」の漢字を使った熟語で、訓読みの「したが」「した」と読ませる熟語は辞書を調べても見当たりません。

「専従」の意味

「専従」とは、「その仕事だけに従事すること」を意味する言葉です。

「専従」の言葉の使い方や使われ方

・『彼は兼業農家でなく、農業専従で生計を立てているいわゆる専業農家です』
・『彼はここ5年ほど、大企業の組合支部で専従者として働いており、会社本来の仕事からは遠ざかっています』

まとめ

「専従」の正しい読み方は「せんじゅう」で、「せんした」と読むのは間違いです。

また、この「専従」とは、「その仕事だけに従事すること」を意味する言葉です。

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