「射手」はある特定の人を表す言葉ですが、どのような人を表していてどう読むのが正しい言葉なのでしょうか。
今回は、「射手」の正しい読み方と意味について解説します。
「射手」の正しい読み方は「いて」と「しゃしゅ」どちら
「射手」という言葉の読み方として「いて」と「しゃしゅ」の2つが考えられます。
「いて」と「しゃしゅ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「射手」の正しい読み方は「いて」と「しゃしゅ」の両方です。
「射」には「射る」【いる】という読み方以外に、「射角」【しゃかく】「掃射」【そうしゃ】など「しゃ」という読み方があります。
「手」は「手品」【てじな】「右手」【みぎて】など「て」と読むほか、「手法」【しゅほう】「名手」【めいしゅ】など「しゅ」とも読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「いて」と「しゃしゅ」はどちらも「射手」の正しい読み方です。
「射手」の意味
「射手」とは、「射撃武器を操る人」を意味する言葉です。
弓や銃など物体を飛ばして攻撃する遠距離攻撃武器を操る人を指します。
何かを飛ばして攻撃することを「射撃」といい、射撃攻撃用の武器の使い手が「射手」です。
「射手」を「いて」と読む場合は弓の使い手のみを指しますが「しゃしゅ」と読む場合は弓の他にライフルや大砲など射撃武器を扱う人全般を指します。
大砲のような複数人で操作する武器については照準を合わせるなど直接射撃操作を担当する人のことを「射手」といいます。
「射手」の言葉の使い方や使われ方
・『敵陣には優れた射手が揃っている』
・『高性能の銃があっても射手がいなければ役に立たない』
・『射手はビルの屋上に潜伏していたと思われる』
まとめ
「射手」は「いて」と「しゃしゅ」のどちらも正しい読み方です。
読み方によって意味が変わるので正しい読み方と意味を合わせて覚えておきましょう。