この記事では、「尊い」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「尊い」の正しい読み方は「とうとい」と「たっとい」どちら
「尊い」には2つの読み方があります。
1つ目は「とうとい」で、訓読みになります。
訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
2つ目は「たっとい」で、こちらも訓読みになります。
「尊」の音読みは「そん」、訓読みは「たっと(い)・とうと(い)・たっと(ぶ)・とうと(ぶ )・みこと」です。
因みに音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
正しい読み方の結論
「尊い」の正しい読み方は「とうとい」「たっとい」の2つで、意味は同じです。
「尊い」の意味
「尊い」の意味は、「崇高で近寄りがたい」「神聖な様子」「高貴な様子」「極めて価値が高い」「貴重である」「非常にありがたい」です。
「とうとい」「たっとい」共に語源は同じで、「たふとし」という古語です。
「たふとし」を音読すると「とうとい」になり、音変化したのが「たっとい」です。
「たふとし」の更に語源をたどると幾つかの説があります。
1つ目は「高太し(たふとし)」という説、2つ目は「貴太(たふと)」という説、3つ目は「足太(たふと)」という説で、全て「品位が高い」という意味です。
「尊い」の言葉の使い方や使われ方
「尊い」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『御仏の尊い(とうとい)教えを守り抜く』
・『世界平和の為に尽くす尊い(とうとい)精神を持つ』
・『命あるもの全てを尊ぶ(たっとぶ)社会を作りたい』
まとめ
今回は「尊い」の読み方について紹介し2つです。
「尊い」の正しい読み方は「とうとい」「たっとい」の2つです。
正しく読める様に覚えておきましょう。