「小紋」という言葉は何と読めば正しい読み方になるのでしょうか。
今回は、「小紋」の正しい読み方と意味について解説します。
「小紋」の正しい読み方は「こもん」と「しょうもん」どちら
「小紋」という言葉の読み方として思い当たるのは「こもん」と「しょうもん」の2つです。
「こもん」と「しょうもん」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「小紋」の正しい読み方は「こもん」です。
「小」には「小柄」【こがら】「小粒」【こつぶ】など「こ」という読み方と、「小生」【しょうせい】「卑小」【ひしょう】など「しょう」という読み方があります。
「紋」は「紋章」【もんしょう】「家紋」【かもん】など「もん」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせた「こもん」と「しょうもん」が読み方の候補になりますが、「小紋」の正しい読み方として辞書に記載があるのは「こもん」です。
「小紋」は「こもん」としか読まず「しょうもん」という読み方はありません。
「小紋」の意味
「小紋」とは、「全体的に細かい模様が入った着物」です。
「小紋」の「紋」には模様や図柄という意味があります。
小さな模様や図柄が全体にちりばめられている着物なので「小紋」と呼ばれます。
おしゃれな装いとして外出時に着用されるよそ行きの着物ですが、模様付けに上下がないことから基本的には普段着として扱われ礼装や正装には使いません。
「小紋」の言葉の使い方や使われ方
・『小紋を仕立てる』
・『粋な柄で小紋をあつらえる』
・『明るい小紋に落ち着いた帯を合わせる』
まとめ
「小紋」の正しい読み方は「こもん」で「しょうもん」ではありません。
着物には色々な種類がありそれぞれ用途や格式が異なります。
ひとつの知識として正しい読み方と意味を学んでおきましょう。